過払い金の有無を調べる方法

過払い金があるか知りたいが、どのようにしたら過払い金の有無を調べることができるのでしょうか。

ここでは、過払い金の有無、金額を調べる方法についてご説明します。

まず、過払い金の有無を調べるためには、借入れ当時の利息は何パーセントだったか、何月何日にいくら借りて、何月何日にいくら返済をしたかといった情報が必要です。

しかし、過払い金が発生する取引は、平成１８年～２０年頃よりも前の取引に限られますので、かなり古い時期の取引の履歴を残している人はまずいないでしょう。

そこで、過払い金の有無を調査する際には、まず金融機関から取引履歴を取り寄せることから始めることが多いです。

なお、取引履歴の取り寄せはご本人でも行うことができますし、弁護士に依頼して取り寄せてもらうこともできますが、借金の残額がある場合に弁護士に取引履歴の取り寄せを依頼すると、その時点で信用情報センターに登録されてしまう場合がありますので、注意が必要です。

過払い金の有無・金額を調べるためには、利息制限法の上限利率を超えて行われていた取引を、利息制限法の上限利率に引き直して計算をし直すことで、過払い金の計算を行います。

なお、金融機関の中には、開示する取引履歴の中で引き直し計算がなされているものもありますが、過払い金に付される利息を計算に入れていないこともありますので、過払利息も含めて計算された金額よりも低額である場合があります。

したがって、取引履歴ですでに引き直し計算がされていても、それを鵜呑みにせずに、弁護士にご相談されることをお勧めします。

当法人では、完済した過払い金の調査については無料で過払い金の有無・金額の調査を行うことができます。

過払い金の有無・金額が知りたいという方は、当法人までお気軽にお問い合わせください。